ミニチュア 41 パイミオ

ヴィトラデザインミュージアムは、所蔵するコレクションの中から、歴史に残る家具デザインのミニチュアを20年以上にわたり制作してきました。アールヌーヴォーからバウハウスのデザイン、そしてポストモダニズムから現代の作品に至るまで、家具の歴史の変遷を網羅したラインナップです。オリジナル作品を1/6サイズに縮小した、この「ミニチュア コレクション」は、構造や素材、色など、細部に至るまで忠実に再現しています。ネジなどのパーツの複製、自然な木目使い、手作業による職人技など、細部に渡りこだわり抜いた高い再現性で、コレクターアイテムとしてはもちろん、大学やデザイン学校、建築家にとっても重要な資料としても使用されています。

アルヴァ・アアルトのデザインは、バウハウスの機能的なアイデアとスカンジナビアの工芸の伝統、そして自然との強い一体感を融合しています。これがマルセル・ブロイヤーとのアイデア交換につながり、後に両者の作品に影響を与えました。

アアルトはフィンランドのパイミオ市の療養所のためにアームチェア No. 41 をデザインしました。この建物の設計と内装もアアルトが手がけました。このアームチェアはシンプルで非常に効果的な構造で、座面と背もたれの巻き上げられた端がバネとしても機能し、木製家具ではこれまで見られなかったレベルの快適さを座者に与えます。また、このアームチェアは部品数が非常に少なく、組み立て作業もほとんど必要ないため、量産に非常に適しています。

サイズ：W105 H100 D145 

素材：プライウッド　ラミネートフレーム　ラッカー仕上

デザイナー：アルヴァ・アアルト

デザイン年：1930
製品名：Miniatures Art. 41 "Paimio" / ミニチュア 41 パイミオ
原産国：EU

ご購入前に素材の特徴と品質についてお読みください。