ミニチュア ジグザグ チェア

ヴィトラデザインミュージアムは、所蔵するコレクションの中から、歴史に残る家具デザインのミニチュアを20年以上にわたり制作してきました。アールヌーヴォーからバウハウスのデザイン、そしてポストモダニズムから現代の作品に至るまで、家具の歴史の変遷を網羅したラインナップです。オリジナル作品を1/6サイズに縮小した、この「ミニチュア コレクション」は、構造や素材、色など、細部に至るまで忠実に再現しています。ネジなどのパーツの複製、自然な木目使い、手作業による職人技など、細部に渡りこだわり抜いた高い再現性で、コレクターアイテムとしてはもちろん、大学やデザイン学校、建築家にとっても重要な資料としても使用されています。

ジグザグ チェアは、レッド＆ブルー スツール (1918) と並んで、おそらくヘーリット T. リートフェルトのデザインの中で最もよく知られている作品です。リートフェルトは、マルト スタムの片持ち椅子 (1926) のアイデアを取り入れ、ハインツ & ボード・ラッシュの Sitzgeiststuhl (1927) を正式に参照しています。

ジグザグ チェアは 4 枚の板で作られていますが、古いテーマである 1 枚の木材から作られた椅子のバリエーションを表しています。リートフェルトが 1 枚の合板で作られた最初の片持ち椅子を製作するのに成功したのは、それからわずか 4 年後のことでした。それでも、ジグザグ チェアは、形状、機能、構造の見事な融合とみなされています。肘掛け付きと肘掛けなし、穴あきまたは無垢の背面、子供用ハイチェア バージョンが製造されました。

サイズ：W60 H125 D65 

素材：木材　ラッカー仕上

デザイナー：ヘーリット・リートフェルト

デザイン年：1934
製品名：Miniatures Zig Zag Stoel / ミニチュア ジグザグ チェア
原産国：EU

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