コレクション: ヴィトラのある暮らし:ソファは家族のくつろぎの場所

人々の暮らしを伝えるために、さまざまな家庭を訪ね、その人らしい日常が息づくリアルな空間を紹介するヴィトラのホームストーリー。今回は、ソファのある暮らしにフォーカスします。リビングの主役としてインテリア空間を彩り、そしてくつろぎを与えてくれるソファライフを存分に満喫しているH邸にお邪魔しました。

念願のコーナーソファに選んだ「スイタ ソファ」

東京の都心部から1時間ほど、神奈川県藤沢市にある街、辻堂。利便性と湘南らしい自然が共存するこの住みよいエリアに住むご夫婦の家へ。もともとは夫のマサオさんが生まれ育った街で、家族から譲り受けた一軒家をリノベーションし、暮らしはじめて1年半が経ちました。まずは2階のリビング・ダイニングへ。窓から注ぎ込む冬の穏やかな光とともに、「スイタ ソファ」が出迎えてくれました。

「この家のリノベーションのタイミングで、リビングにはコーナータイプのソファを置きたいと考えていました。広くて解放感のあるリビング・ダイニングを実現するために、もともと2階にあった4.5畳の部屋を無くしてひとつにつなげ、大きめのソファを置けるようにしました。まさに、ソファのために作った空間です」

導入した「スイタ ソファ」は、イタリア人デザイナー、アントニオ・チッテリオによるデザイン。幾何学的な本体とクッションに、アルミニウム製の脚を合わせたデザインが特徴で、さまざまな組み合わせのバリエーションがあるので、あらゆる空間に溶け込みます。
H夫妻が選んだのは、L字型に組み合わせ、ゆったりと座れるサイズ感。

「これまで使ってきたソファと比べて、クッションがやわらかすぎず、硬すぎず、ちょうどよく、深みを感じる座り心地が気に入っています。沈み込んだときに、クッションの奥にかたい構造を感じることがないので、長く座っていても疲れにくいんです。ヴィトラのソファのクオリティの高さも感じましたね」

ファブリックはブークレ織(小さなループ状の糸を表面に出すように織った生地)のNubiaで、「Bamboo/Terra」という、ベージュに近い色を採用しました。

 


「壁の色やカーテンのファブリックなど、リノベーションを依頼した建築家と一緒にインテリア全体を考える中で、ソファの種類と張地もその過程で選びました。ソファのファブリックは面積が大きいからこそ、ニュートラルで汚れが目立たない色に。リビングのインテリアを考えるのに、半年近くかかりましたね(笑)」

隅々にまで2人のインテリアへの愛情が詰まったこの家には、北欧と日本の家具、イタリアのヴィンテージ家具が品よくミックスされており、だからこそ、この「スイタ ソファ」のようなシンプルでタイムレスなデザインが似合っています。

「バッククッションの種類は、スイタ ソファのオプションの中で一番柔らかい、ポインテッドクッションにしました。デザイン的にこのタイプが少しだけ遊び心を感じて、気に入っています」

そんなこだわりの甲斐あって、ゆっくりできる時間はほとんどソファで過ごしているという2人。週末にはホームパーティなど、よく人が集まるそうで、ゲストと一緒にソファで過ごす時間も楽しんでいます。完成から1年半が経ち、インテリアも暮らしに馴染んできたようです。

「デコレーション用の小さいクッションを増やして、他のインテリアとのコネクションをもっと上手に作りたいと考えています。よい出会いがあれば、ブランケットも変えるかもしれません」と、今後のインテリアアイデアについても教えてくれました。


ソファからインスピレーションを受けた、ラウンジ空間

クリーンかつゆったりした空気が漂うリビングルームから一転、1階の個室にはまた違った表情の空間が広がっていました。ダークグリーンの壁がシックな印象の6畳ほどの部屋には、天井まで壁一面をレコード棚に、その前にはプロ仕様のDJブースを設置し、それと向かい合わせには「マリポサ ソファ」が。なんともユニークなこのラウンジのような空間は、プロとしても活躍していたマサオさんの趣味の部屋であり、家族のもうひとつのくつろぎの場所。

「2階が光が溢れるリビングというのに対して、ちょっと遊びの空間も欲しいよねということを2人で話してできたのがこの部屋です。DJブースは、10代の頃からの僕の憧れではあったのですが、それだけだと使い方が限られてしまうので、もっとくつろぐこともできるように、テレビモニターも導入して、シアタールームのようにしました。そして、インテリアの雰囲気のインスピレーションになったのが、このソファなんです。DJブースだけだと、ちょっと夜っぽいし、機材の無骨な感じが出すぎてしまうので、ソファがあることでリラックスもできる空間になったと思います」

 

深くくつろげる、ソファにしかない魅力

ソファを中心とした2つの部屋を、目的や気分に合わせて使い分けている2人。まったく違った表情でありながら、ソファに対する共通の想いがありました。座るよりも、くつろぐ家具。気持ちをほぐしてくれるソファが、豊かな暮らしを彩ってくれるのかもしれません。

「ソファのある生活って、実はすごく贅沢だと思うんです。たとえば一人暮らしを始めたばかりのときは、ベッドがソファのようになるじゃないですか。でもやっぱりベッドは寝るときだけに使いたい。だからこそソファは、本当にリラックスできる、ベッド未満椅子以上の存在です。お客様をもてなすときにはあったほうがいいし、何より、自分が家に帰ってきてホッとする場所になるというのは、ソファにしか持ち得ない特性ではないかと思っています」

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